十三湖のシジミが、うまみ増す「土用」

2010年06月22日

 夏の土用にかけて、シジミは産卵を控えて身が太り、一層うまみが増す。「土用シジミ」という言葉もあるほどだ。産地の青森県では、その味を様々な料理で楽しめる。

 午前7時、青森県五所川原市の十三湖(じゅうさんこ)で、シジミ漁に出る船のエンジン音が一斉に響きだした。漁は午前11時までの4時間と決まっている。

 津軽半島北西部にある十三湖は、日本海とつながり、白神山地から岩木川が注ぎ込む。最深部でも2メートル程度と遠浅で、海水と淡水が程よく混じり合うため、ヤマトシジミの生息に適している。宍道湖のある島根県に次いで、青森県のシジミの漁獲量は全国2位だ。

 漁は「ジョレン」と呼ばれる四角い金属製のかごで湖底をさらって行う。約1トンのこぶりの船でジョレンを引っ張る「船引き」と、人が湖に入って腰で引く「腰引き」の二つの漁法がある。

 「今の時期は、湖底から数センチの場所にシジミがいますが、寒くなると深い所に潜るんです」と、腰引きで漁を行っていた亀田学さん(33)。漁の主力は船引きだが、湖畔近くにシジミをまいて育てる「蓄養」のものや、7~8月の産卵期に限られた区域で行われる漁は腰引きが主体になるという。

【読売新聞】
十三湖のシジミは有名ですね。
ヤマトシジミは大振りでおいしいですが、十三湖のヤマトシジミならまた格別ですね。
今頃からが、一番おいしいのですね~!

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Posted by lox at 22:54 │食べ物